病原体

クラミジアは、10代の女性の3人から4人に1人は感染していると考えられている性病です。感染者が最も多い性病であるともいわれているものであり、対策を怠ってしまうとそれだけ多くの人に感染させてしまうリスクが存在するものです。しかも、クラミジアは自覚症状がないことも珍しくないため、気づかないうちに不特定多数に拡大してしまう恐れもあります。ですから、少しでも違和感や自覚症状がある場合にはすぐにクリニックで相談しなくてはいけません。

クラミジアの原因は、クラミジアトラコマティスという細菌です。人間の細胞に浸食して、そこで繁殖することで病気を発症します。感染した患者は保菌者となり、身体の各部位にクラミジアを生息させることになりますので、接触した人はその保菌者から次々と感染するリスクが生まれます。

特に、感染経路として問題視されているのが性行為です。クラミジアは、粘膜に数多く生息している傾向があるため、粘膜に接触するとそこから相手に移ってしまいます。性器周辺に存在する粘膜は、特にクラミジアが好む領域であるため、性器同士の接触でこの粘膜に触れてしまうと、その影響で細菌が感染します。

また、通常の性行為だけではなくいわゆるオーラルセックスによる感染拡大も危険視されています。オーラルセックスが問題になっているのは、実はクラミジアが口腔にも存在する可能性があるからです。例えば、相手の性器を保菌者が口で接触すると、その影響で相手の性器にクラミジアが移ることもありえます。

こういった、粘膜の交換を伴う行為は基本的に注意をしなくてはいけません。精液や膣の分泌液、そして唾液など体液に分類されるものは、クラミジアの媒介の原因となってしまいます。同様に、それらの分泌液が付着した生活用品を使うことにも注意が必要です。具体的には、体液が付着したタオルを家族や仲間内で使ってしまうと、その影響で感染するリスクが生まれます。

ただ、原因がわかっていれば対策は難しくありません。体液が付着しないように気を付ければよいため、性行為をするときには正しい方法で行ったり、避妊器具を利用して必要以上に接触しないように心がければ防げます。保菌者であるとわかった場合には、クリニックに行けば薬を処方してもらえます。時間がない人であっても、個人輸入の通販サイトを利用すれば低価で抗生物質を入手できますので、それを利用すれば効率的に治療を進められます。